こんにちは!アラサー 建築女子の湊(みなと)です。
自分らしい暮らしを手に入れるなら 「中古マンション+リノベーション」一択だったわたし。ついに憧れの海近に中古マンションを購入し、フルリノベーションしました。
この記事では、リノベーションする前提で候補物件を内覧するときに「建築的に」見ておくべきポイントを紹介します。
間取りや構造によっては、やりたいことができない場合もあるよ!
Point1:建築的に動かせないものをチェック!
ズバリ、 梁、柱、壊せない壁、採光部(窓)、PS に注意!
PS=パイプスペース。配管スペース。マンションでは共用部となり動かせない部分
以下の項目は要注意です。
- 梁
-
特に部屋を横断する梁がないか?要チェックです。基本的に梁に穴を開けたり切り欠いたりすることはNG。例えばキッチンを大きく移動させたい場合など、梁が邪魔して排気ダクトを通せない、、なんてことも。
- 柱
-
これはわかりやすいですね。コンクリートの柱は壊せないので、大きく間取りを変更したい場合は要注意。
- 壊せない壁
- 採光部(窓)
-
こちらもわかりやすく動かせないものの一つです。そして理想の暮らし、理想の間取りを実現するための、一番大事な要素です。日当たりや風の通り抜けが快適か?って大事ですよね。うちの場合は、朝日で目覚めたかったので東に寝室が取れる物件がマスト条件でした。
- PS
-
主に水廻りを移動できるかに関わります。また、移動ができないので、PSが部屋の真ん中にあると自由なプランニングがしづらくなってきます。
Point2:設備機器 移設ができるか?
ここでの設備機器は、インターホン、分電盤(ブレーカー)、エアコン、換気扇のことだよ
ちょっと専門的になりますが、特に換気扇の排出口の場所は要チェック!
後のプランニングに影響してきます。
Point3:床 直貼り?二重床?!
フローリングには大きく2種類の貼り方があります。
床スラブに直接接着剤で貼る直貼り床と、床スラブとフローリングの間に空間がある二重床です。
ざっくりいうと、二重床の方がメリットが多く、床下に給水管・排水管・ガス管といった配管や配線を通すことができる為間取り変更の自由度が上がります。
うちは直貼り床の物件だったけど、リノベで二重床にしたよ
Point4:くまなく採寸&写真撮影
いざ購入!契約!となった際も何度も物件に入れるわけでもありません。
チャンスがある時にくまなく採寸したり写真撮影しておくことをオススメします。天井高、窓周り、など細かく採寸しておくとプランニングに役立ちます。
写真撮影はiPhoneでもいいですが、できれば360°のアクションカメラなんかがあると便利。ここどうなってたっけ?の撮り漏れが少ないので、わたしのようなズボラでも安心(・∀・)
最近はこんなものもあるのね!iPhoneに取り付けるだけで360°パノラマ画像が撮れるらしい。便利ーー。
ちなみに私が愛用しているのはこちら▼RICHO THETA▼
後からBefore⇄Afterで見るのも楽しみ!
それでは、また。